3Dよりも画質を重視した方が……な「コララインとボタンの魔女3D(日本語吹替版)」視聴

世知辛くも(一部を除いて)日本語吹替版しか上映されないらしいアカデミー賞
ノミネート作品「コララインとボタンの魔女3D」を視聴してきました。

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え~……物語的には

寂しがり屋の女の子が、自分の相手をなかなかしてくれないママやパパが1つの
冒険を通じて本当は大好きだったことを再認識し、また新しい場所へ行って
今までのものを失っても、その場所の人々と新しい関係性を築けば豊かな生活が
出来るということを理解して行く。


いう具合にめいっぱい要約できてしまうほど安定的で、いちいち語るほどでも
ないです。
通常世界の部分にいたっては一般家庭の生活をクオリティ高く表現した故に、
かえって良く観る舞台劇に。
そういや「ワイビー」は「コラライン」にちょっかいを出しはするものの、コララインとの
会話は十分成り立っていて説明ほど意地悪でもないかという感じだったな

なので視線は必然的に「時代少し古めかつダーク気味かつ不思議」な世界観に
向いて行くんですけど、この部分はさすが売り物にしているだけあり、特徴的な
アートワークと共に子供を虜にしつつ、次々と殺害を繰り返す「ボタンの魔女」
の世界が想像力豊かに繰り広げられます。
でも人によっては最近の児童虐待事件を写している様で、ちょっと寒いか?

ただゲーム好きと言う所から多少推し量れはするものの、ボタンの魔女がなぜ
あそこまで意固地な性質を持ってしまったのか、説明する場面がないのは
少し物足りない。

もちろん「ただコワイ」という感情に訴えかける神秘性を重視したというのは重々
理解出来るし、ヘンリー・セリック監督もこの部分意図的みたいだけど、最近の
ヒットマンガ・映画の大半は、悪人を単純な存在に終わらせていないのが
ほとんどでありますからして、現実を理解している人であればあるほど。
物事を追求する気持ちの強い人であればあるほど、興ざめの方向に走る率が高く
なりそうな気がしてならないです。

まぁ当方としては(ツッコミどころはともかく)舞台も登場人物も児童文学らしく
コンパクトにまとまっていて不満はないですが……え?
コララインがなぜ井戸を探しに行ったのかって!?
仕事の忙しいパパが探すように言ってなかった??思い出せん

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とにかくこれで4回目の3D作品でしたが結局のところ、これも一部の明確な
場面を除き、どこを見て立体感を感じたら良いのか分かりにくかったです。
おそらくキャラクターのディテールが豊かになるのを想定しているはずだと思うの
ですが、環境が大型スクリーンにプロジェクターというのでは、どうしても細かい
ところが潰れ気味になるみたいです。
え~蛇足だけどチケット購入時に、袋の表示が黒の旧型メガネを渡されて
ちょっと驚いたアレまだ現役だったんだ

なのでハイビジョン3Dディスプレイが一般的に普及する数年後に独特の質感が
見直され、再度注目されるのではないかと思います。
その際にはアカデミー賞という称号がついているともっと売り込みやすいのだけど
……どうなるのかなぁ~



追記(2010年3月8日)

第82回アカデミー賞・長編アニメ映画賞は「カールじいさんの空飛ぶ家」が、
受賞した模様ですピロ~ン

◇アカデミー賞  -公式サイト




参考・関連記事

◇ワーナー・マイカル・シネマズみなとみらい  -goo 映画

◇コララインとボタンの魔女3D  -goo 映画

◇“怖いもの見たさ”で女性客の心をつかむ『コララインとボタンの魔女3D』
  -MSN産経ニュース


◇コララインとボタンの魔女 3D  -Wikipedia

◇アカデミー賞:元夫婦対決?「アバター」対「ハート・ロッカー」は?
 授賞式の見どころ  -毎日jp



◇第82回アカデミー賞は「ハート・ロッカー」がメインに!!
  で……コレどこで観ろと?


◇3月1日の出来事その①「何気に見物してただけで万物の王が新生!!」の巻

◇2月1日の出来事その②
  「今月の映画館看板・キョンは野菜の妖精に惑わされるか?」の巻


◇「べオウルフ」から2年……偏光グラスはどう変わったか見比べてみた

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