人的・物的資源の投入量はハンパなし!! な「レッドクリフ PartI」視聴

三国志のなかでも有名な戦いである「赤壁の戦い」をテーマとする
「レッドクリフ PartI」を視聴しました。
といいつつ、見てから10日以上経ってますが……うまく思い出せるかなぁ

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え~今回は「赤壁の戦い」に至るまでの経過ということで、上映直後にいきなり
「日本語のナレーション」で主要な人物の紹介、それぞれの陣営の力関係など、
長い三国志の約半分ほどが足早に解説されました。
もちろんこれは何も知らない人への配慮ですが、ついでに東映などの
企業表記がやたらきついので、日本の映画かと勘違いしかねない気分に……
いや、当然私の気のせいですけど

気を取り直して本編の内容ですが、事前の広告・宣伝イメージほぼそのままの
人的・物的資源が投入されているので、屋内・屋外問わずに衣装なども含めて
非常に説得力のある作りとなっていました。
が、それよりも注目に値するのは全編にわたって印象深く挿入される
アクションシーンの数々。
ワイヤーアクションなどの仕掛けが入っているのは当然だろうとしても、
その動きの組み立ては非常に緻密で、中国歌劇的な「嘘の戦い」に並々ならぬ
リアリティーを与えています。
これはどう考えても主演の役者の演技力だけでは成り立たないもので、向こうの
人的資源の潤沢さに、ただただ驚くばかり……いやホントすごいよマジで

マジですごいんですが……それでも一つ難点が、アクション監督として有名な
「ジョン・ウー」といえどもパターンには限界があるのか、今回の決戦とも
いえる「八卦の陣」のあたりまで場面が進むと、誰がどこで動いているのか?
時間経過に伴ってどちらの陣営がどれほど消耗したのか?
などが次第にはっきりしなくなるほか、パターン自体も枯渇してきて
『刺激物』としては単調な雰囲気になって来ます。

そうすると武将が登場する時のポーズが少々わざとらしいようで、ちょっぴり
興ざめな気分に……でもPartⅡはきっと大丈夫だと信じたい……いやマジで

無論人の好みもあるのでこの部分はこれぐらいに留めますが、
ここ以外の部分はというと、三国志だけあって訓示に富んだ場面が
多々見受けられます。

張飛の増援要請を聞き、孔明が劉備に3000人の兵を要求したところ
「人々を守るために戦っているというのに、弱った町の人々を支える人員を
割くわけにはいかない」と断られるところから始まり。
後日これによる劉備軍の敗走を追及されても、孔明は
「人々を助けるには必要な敗北であった」と弁明するほか、同盟となった
孫権軍の兵士の中に牛泥棒が出たときも、規律では極刑であるものの今ここで
兵士同士の私刑を許しては、結束が必要とされるこれからの戦いに
差し障るとの判断から、兵士全員を泥水の中に踏み込ませて
犯人を分からなくするなど、多くの人々を指導し目的を果たすための
興味深い機知が描かれるといった具合に。

ただ……コメディーやロマンスとも思わしき場面はかなりセンスが古いです
考え様によってはほほえましいし、昔の人々の情緒を表現したものとも
思うのですが、孔明と周瑜が楽器のセッションによって心の交流を行うなどの
繊細な表現も含めて、これらの部分が退屈に感じる人がいるかも知れません。
ややこしいところにはとりあえずフォローが入るので、流れが全然分からない
ということにはなりませんが、穏やかな平和を願いつつも指導者となった以上、
非情な選択・実力の誇示もしなければならない孫権のジレンマに合わせて、
もう少し脇をしっかり固めてほしいところだったと思う。

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……え~と……久方ぶりに映画の感想を書きましたが、今回はこんなところ
ですかね?

もしかしたら周瑜と孫権の表現に何かおかしいところがあるかも知れませんが、
ここまで読んでそう思う人がいるならそれは正しいでしょう。
実は視聴している途中、周瑜と孫権の区別がつかなくなってるんで
「八卦の陣」あたりでは誰が誰やらもうサッパリ……あの乱戦状態では、
関羽や張飛のキャラの濃さが本当に助かる
助かるついでに白状すると、残り20分ほどは前日の寝不足に耐えきれず……
つまりその「落ちちゃった」んですよね。
ここまでエラそうに書いといて申し訳ないんですが、孔明が鳩を手に取っていた
場面から先、余り良く覚えてません

しゃべるのがあまりうまくないと思っていた金城武が、孔明をやっているときは
非常に流暢にしゃべるので、やっぱり「向こうの人」なのかなぁ……というのは
覚えているのですが……もしかしたらpart IIの上映前に注釈が入るかも
知れないので、来年の4月まで待つのも手ですかね?
なんていいつつ、また寝ちゃったりなトホー




参考・関連記事

◇レッドクリフ PartI   -goo 映画

◇レッドクリフ  -Wikipedia

◇三国志  -Wikipedia

◇ワーナー・マイカル・シネマズみなとみらい  -goo 映画

◇eBookJapan  -BIGLOBE支店



◇12月1日の出来事その①「遠い夕日と尽きかかった時間」の巻

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この記事へのコメント

どんぐり
2008年12月21日 05:04
はじめまして。三国志をほとんど覚えていないまま、ぼーっとした頭で観ていたら、怒濤の展開と人物の多さに飽和量超えました。

でもビジュアルと、あの古くさいタッチ(楽器のシーンやラブシーンも)も、私はかなり合ってると思ったので結構はまりこめました。あのシーンは確かに好みわかれそうですね。

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